#740 第23回東京フィルメックス

今年で23回目を迎えた東京フィルメックス。

まず注目したいのは東京国際映画際との共催であるツァイ・ミンリャン監督の特集上映。

フィルメックスでは「ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集」と題して『ふたつの時、ふたりの時間』(01)、『西瓜』(05)、『ヴィザージュ』(08)の3作品が上映されます。

それぞれの上映後にはツァイ・ミンリャン監督のトークも。東京国際映画際と同じく、こちらのトークも開催後も映画祭の公式YouTubeで視聴できます。 “#740 第23回東京フィルメックス” の続きを読む

#739 第35回東京国際映画祭

昨年から大きく体制を変え、会場を日比谷・有楽町・銀座周辺に移した東京国際映画祭。

有楽町駅前に上映作品の大きなボードが設置され、街ゆく人たちが足を止める光景が見られましたが、今年もそんな季節がやってきます。

さまざまな作品が上映される中、映画祭の顔である「コンペティション部門」には日本から3人の監督の作品が。『トイレのピエタ』(15)や『ハナレイ・ベイ』(18)などで知られる松永大司監督、『愛がなんだ』の今泉力哉監督は、すでに注目している方も多いと思いますが、ここで取り上げたいのが福永壮志監督。 “#739 第35回東京国際映画祭” の続きを読む