みなさんは『十牛図』をご存知ですか?
書かれたのは中国、宋の時代と云いますから、今から1500年ほど前。そう考えると果てしない気持ちになりますが、
人間が悟りに至るまでの道程を、人間の牛との関係になぞらえ、十の段階で「絵」と「短い言葉」で表した禅宗の図。
とても深い内容が、今の時代で云うイラスト的な感覚で描かれているようにも見え、興味深いのですが、こちらの「十牛図」を映画で表したらどうなるのか。
そんな壮大な思いつきを実現してしまったのが、若干29歳で発表した『祖谷物語 -おくのひと-』で注目された蔦哲一朗監督。
