#724 第22回東京フィルメックス

 

本日から開催されている第22回東京フィルメックス。

オープニング作品は『偶然と想像』です。

『ドライブ・マイ・カー』も上映中の濱口竜介監督ですが、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した、こちらの作品が12月17日の劇場公開に先駆け、上映されます。 “#724 第22回東京フィルメックス” の続きを読む

#723 第34回東京国際映画祭

 

本日から、第34東京国際映画祭が開催されています。

昨年まではメイン会場が六本木でしたが、今年からは日比谷周辺に。同時期に開催されている映画祭・東京フィルメックスとの行き来がしやすくなりました。

プログラミング・ディレクターが市山尚三さんに変わり、これまで「特別招待」部門があったところに「ガラ・セレクション」が新設されたのも大きな変化。

「特別招待」部門は、間もなく日本で劇場公開される映画がいち早く上映される、いわば商業的な色合いが強い部門。

そうした部門がなくなったことで、新たな才能・新たな作品を見出すという本来の映画祭の機能が際立つ編成になりました。

具体的に、どんな作品やイベントがあるのか、見ていきましょう。

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#722 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 2021 リポート

 

前回、こちらのサイトでご紹介した『リル・バック ストリートから世界へ』は昨年、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 で上映された作品でしたが、そんなSKIPシティ国際Dシネマ映画祭 が今年も9月25日~10月3日に開催されました。

昨年につづき、今年もオンラインの上映となりましたが、やはり、こちらの映画祭、面白い作品と出会えます。今年は「特に」と言ってもよかったのではないでしょうか。

グランプリの『ルッツ』も本物の漁師の味わいや、語りすぎない描き方……マルタ島を舞台にした遠くて身近な作品で心に残りましたが、特筆すべきは「審査員特別賞」を受賞した2作品。詳しく見ていきましょう。

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