映画の舞台は、アポロ11号の月面着陸に沸いた1969年。ヒッピー・カルチャーが盛り上がり、TVスターが映画へと活躍の場を移していく返還期。
そんな時代を生きているのが、時代の波に乗り切れないかつてのTVスター、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、彼が雇ったマイペースの付き人兼スタントマンのクリフ・ブース(ブラッド・ピット)。
架空のキャラクター二人を、映画の都ハリウッドに実在した人物たちの中に描き、タランティーノならではの遊びを込めながらも、見終わる頃には何とも言えないジーンとした気持ちにさせる映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。
映画が公開され、すでに観た方も多いのでは……ということで、今回は少し映画の内容に触れながら、前回に続き、レオナルド・ディカプリオ&クエンティン・タランティーノ監督の会見の模様をお届けしたいと思います。
“#707 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 レオナルド・ディカプリオ&クエンティン・タランティーノ 会見レポート(2)” の続きを読む