#746 『ザ・ホエール』ブレンダン・フレイザー記者会見リポート

実に15年ぶりの来日となったブレンダン・フレイザー。

記者会見では、久しぶりに会う記者の方も多く、

映画の内容と相まって胸に迫るお話がたくさん聞かれました。

ブレンダンさんの細やかな気遣いにもジーンと場面が多かった

会見の模様は近日公開です。どうぞお楽しみに!

#745 第35回 東京国際映画祭リポート

昨年、カンヌやベルリン、ヴェネツィア……アジアでいえば釜山映画祭のように、国際映画祭としての本来あるべき形へと、大きく舵を切った東京国際映画祭。

映画祭の役割というと、新たな作品や才能を発掘し、世の中に広く知らせるということがありますが、それと同じぐらい大切なのが映画人どうしの交流、映画についての意見交流の場であるということだと思います。

3年前に始まった「アジア交流ラウンジ」は、そんな映画人どうしの対談の場。2020年から毎年、この対談でしか聞かれない組み合わせのトークが行われてきました。その模様は今も公式YouTubeチャンネルで公開されています。

今年はさらに趣向を変え、有楽町・日比谷界隈のおしゃれなカフェを会場に、映画祭らしい、リラックスした雰囲気で行われました。

様々な対談が行われた中、今回は同時期開催の東京フィルメックスでも30周年の特集上映が行われているツァイ・ミンリャン監督と、現在『LOVE LIFE』が公開中の深田晃司監督の対談について、お伝えしたいと思います。

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#744 『あちらにいる鬼』 井上荒野さん&廣木隆一監督 トークつき上映会リポート vol. 4

瀬戸内寂聴さんの命日の前日、11月8日に行われた『あちらにいる鬼』トークつき上映会の模様。4回にわたってお届けしてきましたが、今回が最終回です。これまでの3回とともにお楽しみください。

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#743 『あちらにいる鬼』 井上荒野さん&廣木隆一監督 トークつき上映会リポート vol. 3

映画『あちらにいる鬼』の公開日からお届けしているトークイベントの模様。3回目となる今回は、劇中で寺島しのぶさんが演じている瀬戸内寂聴さんをモデルにした「みはる」の話からスタート。井上さんの語る寂聴さんなど、貴重なお話が聞かれました。

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#742 『あちらにいる鬼』 井上荒野さん&廣木隆一監督 トークつき上映会リポート vol.2

前回からお届けしている公開中の映画『あちらにいる鬼』のトークイベント。劇中で寺島しのぶさんが演じている「みはる」のモデル・瀬戸内寂聴さんの命日の1日前、11月8日に原作者の井上荒野さん、廣木隆一監督を招いて行われたイベントの模様をお届けします。

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#741 『あちらにいる鬼』 井上荒野さん&廣木隆一監督 トークつき上映会リポート vol. 1

本日から公開される『あちらにいる鬼』は、父である作家・井上光晴と瀬戸内寂聴、そして母の3人をモデルに描いた井上荒野の小説の映画化。2019年に単行本が出版され、大いに話題になりました。

そんな映画の公開を控え、昨年、亡くなられた瀬戸内寂聴さんの命日を翌日に控えた11月8日、井上さんと廣木隆一監督を招いてのトークイベントが行われました。貴重なお話の数々、お届けします。(MC:奥平レイラさん)

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#740 第23回東京フィルメックス

今年で23回目を迎えた東京フィルメックス。

まず注目したいのは東京国際映画際との共催であるツァイ・ミンリャン監督の特集上映。

フィルメックスでは「ツァイ・ミンリャン監督デビュー30周年記念特集」と題して『ふたつの時、ふたりの時間』(01)、『西瓜』(05)、『ヴィザージュ』(08)の3作品が上映されます。

それぞれの上映後にはツァイ・ミンリャン監督のトークも。東京国際映画際と同じく、こちらのトークも開催後も映画祭の公式YouTubeで視聴できます。 “#740 第23回東京フィルメックス” の続きを読む

#739 第35回東京国際映画祭

昨年から大きく体制を変え、会場を日比谷・有楽町・銀座周辺に移した東京国際映画祭。

有楽町駅前に上映作品の大きなボードが設置され、街ゆく人たちが足を止める光景が見られましたが、今年もそんな季節がやってきます。

さまざまな作品が上映される中、映画祭の顔である「コンペティション部門」には日本から3人の監督の作品が。『トイレのピエタ』(15)や『ハナレイ・ベイ』(18)などで知られる松永大司監督、『愛がなんだ』の今泉力哉監督は、すでに注目している方も多いと思いますが、ここで取り上げたいのが福永壮志監督。 “#739 第35回東京国際映画祭” の続きを読む

#738 ボイリング・ポイント/沸騰

公開中の映画『ボイリング・ポイント/沸騰』。もうご覧になりましたか? こちらの作品、90分間にわたる全編がワンショットで描かれているのです。

全編ワンショットというと、

ヒッチコックの密室劇『ロープ』(1948) や

アカデミー賞で作品賞を受賞したアレハドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)

サム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』(2019) あたりを思い出される方も多いのではないでしょうか。

そんな作品の中でも驚かされるのが、こちらの作品、編集もCGも入らない正真正銘のワンショットだということ。次第に高まる有機的なエネルギー。監督と役者が集まって作った映画だということを忘れさせるほど、そこには本物のレストランが活気づいています。 “#738 ボイリング・ポイント/沸騰” の続きを読む

#737 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022を振り返って

7月16日(土)から開催されていたSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022。24日(日)に国際コンペティション、国内コンペティションの各賞が発表される授賞式が行われました。

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